姫路市 株式会社SEIKAグループ様 事務所 モルタル造形 ロックワーク

 

姫路市の株式会社SEIKAグループ様の事務所で、天井近くまで届く大型のロックワークを、堺市モルタル造形を手掛ける太田建装が施工しました。

「事務所の顔となる壁を、既製品では出せない存在感に仕上げたい」

そうした要望に、実際の造形工程からお答えします。

 

大阪 モルタル造形が生む一枚岩の圧倒的なスケール感

 

今回のロックワークは、黒い鉄骨フレームの中に収まる大判のパネル一面を、継ぎ目を感じさせない岩肌へと造形したものです。

来訪者が足を止めて見入るような壁は、単に大きいだけでは生まれません。

フレームの端から端まで、一つの岩塊が連続しているように見せる造形力が求められます。

太田建装はモルタル造形を「モルタルアート」「モルタルデコ」とも呼ばれる専門技法として位置づけ、削り出しから着色までを自社で一貫して手掛けています。

事務所という日常的に人の目に触れる場所だからこそ、耐久性と意匠性の両立を意識しました。

 

大型パネルだからこそ求められる下地選定と搬入計画

 

着工前、フレーム内にはまず下地となるボードを組み込み、モルタルを盛るための平滑な土台を確保しました。

大判のパネルは重量もあるため、下地合板の固定強度や壁面への荷重バランスを事前に確認することが欠かせません。

窓に面したガラス張りの店構えということもあり、資材の搬入経路や作業スペースの養生にも細かな配慮が必要でした。

床には保護シートを敷き詰め、観葉植物や什器を汚さないよう区画を分けて作業を進めています。

この段階での下地処理の精度が、その後の造形の仕上がりと耐久性を大きく左右します。

 

一枚のパネルに岩の連なりを彫り込む造形力

 

下地の上にモルタルを均一に塗り付けたのち、コテとヘラを使って岩の割れ目や隆起を一つずつ刻んでいきます。

平坦だった灰色のモルタル面に、亀裂や凹凸が生まれていく過程は、まさに彫刻に近い作業です。

フレームの隅々まで意匠を途切れさせないよう、パネル全体を俯瞰しながら手を動かす必要があります。

目地処理を最小限に抑え、一枚の岩盤のように見せることが、今回のロックワークで最も重視した点です。

職人同士で凹凸のバランスを確認し合いながら、左右対称になりすぎないよう自然な不揃いさを残しました。

 

昼と夜で表情を変える照明計画とエイジング塗装

 

造形が完了した面には、堺市エイジング塗装の技法で石灰岩のような濃淡をのせ、自然な風化感を表現しました。

フレーム上部には間接照明を仕込み、光の当て方によって岩肌の陰影が変わる仕掛けを施しています。

明るい照明のもとでは落ち着いたグレーの岩肌として、暖色の間接光を当てると琥珀色に浮かび上がる岩壁として、時間帯や照明の切り替えで異なる表情を見せます。

大阪エイジング塗装の技術は、こうした照明との組み合わせによって効果がさらに引き立つ点が強みです。

色の重ね方や陰影の付け方は、事務所の照明計画に合わせて現場で微調整を重ねました。

 

完成後、事務所の「顔」となる壁面がもたらす来訪者への印象

 

完成した壁面は、来客を迎える空間の中心として存在感を放っています。

ガラス越しに差し込む自然光の下でも、間接照明を灯した夕方以降でも、それぞれ異なる魅力を見せる壁に仕上がりました。

防滑性や耐久性にも配慮し、日常的な清掃や来客の動線に支障が出ない仕様としています。

近畿一円で外壁塗装や内エイジング塗装工事、防水工事を手掛けてきた太田建装だからこそ、大型のモルタル造形にも安定した品質で応えられます。

事務所や店舗の顔となる壁づくりを検討している方は、一度実際の施工現場をご覧いただければと思います。