大阪・北新地に新たに誕生した寿司店「親父最後の握り」。

その店名が持つ重みと覚悟にふさわしい空間をつくるために選ばれたのが、大阪府堺市を拠点に近畿全域で施工実績を持つ太田建装のモルタル造形工事です。

古い石積みを再現した重厚な壁面、川石を並べたような玄関〜通路の床面・壁面造形、装飾クロスと組み合わせた奥行きのある内装。

いずれも既製品の内装材では決して再現できない、この店だけの一点ものの空間です。

本稿では、北新地「親父最後の握り」様の施工事例を通じて、大阪のモルタル造形・エイジング塗装専門の太田建装が手がける店舗内装工事の特徴と価値をご紹介します。



店舗デザインを格上げするモルタル造形施工

北新地は、大阪でも屈指の高級飲食店が軒を連ねるエリアです。

その中で選ばれ続ける店になるためには、料理の腕だけでなく、店に入った瞬間から感じる「空間の説得力」が欠かせません。

「親父最後の握り」様では、施工前の段階から内装の骨格はある程度整っていました。

天井には間接照明とダウンライトが配置され、アクセントウォールには深みのある装飾クロスが施されていました。

そこに太田建装が加えたのは、石積みを再現した造形壁と、川石をイメージした玄関・通路エリアの床面・壁面の造形パネルです。

石積み風の造形壁は、1枚1枚の石の形状・大きさ・目地の深さを職人が手で刻みながら仕上げたもので、自然石が持つランダムな表情を忠実に再現しています。

床面・壁面の造形パネルは、白砂利調のベースの上に黒みがかった川石形状を浮き立たせたデザインで、和の趣と現代的な洗練を兼ね備えた仕上がりです。

これらが組み合わさることで、入口から奥へと続く動線に統一感と奥行きが生まれ、北新地の寿司店にふさわしい非日常の空間が完成しました。

モルタル造形は、壁紙や化粧パネルとは根本的に異なる存在感を空間にもたらします。

素材の重量感、表面の凹凸、光の当たり方による陰影の変化。

これらが重なることで、写真では伝わりにくいほどのリアリティと立体感が生まれます。

それこそが、こだわりの店舗づくりを目指す経営者や建設会社が、大阪でモルタル造形を選ぶ最大の理由です。


モルタル造形とは?施工の特徴とメリット

モルタル造形とは、セメントと砂を主成分とするモルタルを壁・床・什器などに厚塗りし、乾燥前に職人が手作業で彫刻・削り出しを行うことで、石積み・レンガ・岩盤・枕木・川石など、様々な素材感を立体的に再現する技法です。

「モルタルアート」「モルタルデコ」とも呼ばれ、テーマパークや大型商業施設の内外装でも広く採用されている、実績ある施工手法のひとつです。

太田建装では、このモルタル造形にエイジング塗装を組み合わせることで、完成直後から「長年そこに存在していた」ような風合いを実現しています。


メリット① 自由度の高いデザインが実現できる

石積み・レンガ・岩盤・川石・擬木など、素材の種類を問わず表現が可能です。

曲面・アーチ・段差といった複雑な形状にも対応でき、既存の建材では作れないオリジナルの空間を生み出します。

住宅の外構・玄関廻り・室内アクセントウォールから、店舗のカウンター背面・エントランス・什器まで、施工できる場所を選びません。


メリット② 耐久性が高く、長期間にわたり風合いを保つ

壁紙や化粧パネルと異なり、モルタルを素材とした造形は剥がれにくく、適切な施工と仕上げコーティングを行うことで長期間にわたってその質感を維持できます。

外壁・屋外設置物に施す場合は防水処理を加えることで耐候性も確保でき、店舗の維持管理コストを長期的に抑えることにつながります。


メリット③ 腐食・シロアリの心配がない

木材を使った装飾には、経年による腐食やシロアリ被害のリスクがあります。

モルタル造形はその性質上、これらの問題が発生しません。

建築基準上、木材の使用が制限される場所や防火性能を求められる部位にも対応できます。


メリット④ エイジング塗装との組み合わせでリアリティが増す

エイジング塗装とは、新しい造形物に対して長年の経年変化を塗装技術で表現する手法です。

ひび割れのような表情・苔むした石の質感・古びた漆喰の風合いなど、本物の年月が作り出すような仕上がりを、職人の手と塗料で再現します。

モルタル造形の成形と、エイジング塗装による着色・質感付けは、セットで施工することで真価を発揮します。

太田建装ではこの2工程を一貫して自社施工しており、素材と塗装の相性を最大限に引き出した仕上がりを実現しています。


メリット⑤ 完全オーダーメイドで、他店舗と差別化できる

モルタル造形はすべて手作業によるオーダーメイド施工です。

型を使った量産品とは異なり、同じデザインは世界に2つとして存在しません。

「北新地 親父最後の握り」様の空間がほかの寿司店と一線を画す存在感を持つのも、この一点ものという特性によるところが大きいといえます。


施工中のポイントと職人のこだわり

モルタル造形は、完成した見た目の印象だけでなく、施工プロセスの丁寧さが品質と耐久性を直接左右する工事です。

太田建装が「親父最後の握り」様の内装工事で実践した、施工上の主要ポイントをご紹介します。


ポイント① 下地処理の徹底が耐久性を決める

モルタル造形において、下地の状態は仕上がりの品質と長期耐久性を左右する最重要工程です。

下地が弱い状態のまま施工を進めると、どれほど精巧な造形を施しても、経年でひび割れや剥落が生じます。

施工前に既存の壁面・床面の状態を精査し、接着剤の残留・旧塗膜の浮き・ひび割れを徹底的に除去・補修してから造形工程に入ります。

この工程に手を抜かないことが、10年・20年後も崩れない造形をつくる前提です。


ポイント② 養生・周辺保護の精度が仕上がりの差になる

内装工事では、施工エリア以外の完成面を傷めないための養生が欠かせません。

ドア・建具・壁面はビニールシートと養生テープで保護し、モルタルの飛散や粉塵が他のエリアに影響しないよう細心の注意を払います。

養生の精度が低いと、施工後に余計な補修が必要になり、工期とコストの両方に影響が出ます。

太田建装では、養生の段取りも施工品質の一部として位置づけ、職人が責任を持って行います。


ポイント③ 石積み造形は1枚ずつ手で彫刻する

石積み風の壁面造形は、1枚1枚の石の形状・大きさ・厚み・目地の幅を職人が手で決めながら進める作業です。

型を使った量産品とは異なり、表情のブレが自然なランダム感を生み、本物の石積みに近い風格をもたらします。

石と石の間に刻まれた深い目地の陰影、角の欠けたような細部の表情、凹凸によって生まれる光の変化。

これらはすべて職人の手仕事でなければ生み出せないディテールです。


ポイント④ 造形パネルは設置精度が仕上がりを左右する

玄関〜通路エリアに配した川石形状の造形パネルは、白砂利調のベースに黒みがかった川石を配したデザインで、和の静けさと落ち着きを演出しています。

こうした造形パネルは、設置する角度・高さ・周囲との取り合いが数ミリ単位でずれるだけで、全体のバランスが崩れます。

太田建装では、現場の寸法を精確に把握した上で造形を制作し、設置時の調整まで一貫して自社で対応しています。


ポイント⑤ エイジング塗装で「時間の積み重ね」を再現する

造形が乾燥した後、仕上げとしてエイジング塗装を施します。

石の陰影・目地の暗さ・表面のざらつきと光沢の対比。

これらを塗装の技術で1か所ずつ調整しながら仕上げることで、完成直後でも長年使い込まれたような深みと風格が生まれます。

アンティーク調・石目調・コンクリート風など、店舗のコンセプトに合わせた仕上げの方向性を施主様と事前に丁寧に確認した上で着色工程に入るため、完成イメージのずれが生じにくい点も太田建装の施工の特徴です。


ポイント⑥ 工期・品質・コストを同時に管理する

飲食店の内装工事では、オープン日が確定している中で施工を進めるケースがほとんどです。

太田建装では、工程ごとに必要な乾燥時間と養生時間を適切に設けながら、工期内に確実に仕上げるためのスケジュール管理を徹底しています。

工期の見立ては最初の打ち合わせ段階から明確にお伝えしており、後から工程が延びて開店準備に支障をきたすことがないよう配慮しています。

モルタル造形はオーダーメイドの手仕事であるため、施工規模・デザインの複雑さ・施工箇所によって費用は大きく異なります。

予算に応じた施工範囲や優先順位の提案にも対応していますので、まずはご相談ください。



大阪・近畿全域のモルタル造形・エイジング塗装は太田建装へ

太田建装は、大阪府堺市を拠点に、大阪市内・北新地をはじめ近畿全域でモルタル造形・エイジング塗装・建築塗装の施工を行っています。

店舗の内装工事はもちろん、住宅外構・外壁のアクセント造形・什器制作まで、モルタルと塗装を組み合わせた幅広い施工に対応しています。

「大阪でモルタル造形を依頼したい」「北新地や梅田エリアの店舗内装をリニューアルしたい」「エイジング塗装で他にない空間を作りたい」という建設会社・店舗運営会社の方は、太田建装へお問い合わせください。

施工エリア:大阪府堺市を中心に、大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山の近畿全域に対応しています。